いぼの症状と治療法 浜松市南区の皮膚科 いがらし皮ふ科

いぼ(尋常性疣贅)

いぼとは

いぼとは尋常性疣贅とも言い、皮膚の色々なところで発症し増殖します。
ヒトパピローマウイルスが皮膚の傷から入り込み、皮膚の細胞に感染することで発症すると考えられています。子供に発症することが多いことも特徴です。
アトピー性皮膚炎の方・乾燥肌の方・水虫の方は比較的いぼができやすく、さかむけやひっかき傷が良くできる方もいぼはできやすくなります。

いぼの種類

尋常性疣贅には以下の種類があります。

  • ・足底疣贅・・・・足の裏に発症しあまり皮膚は盛り上がりません。
  • ・ミルメシア疣贅・・・手のひらや足の裏に発症し皮膚が盛り上がります。
  • ・色素性疣贅・・・黒色の色素沈着があるいぼです。
  • ・点状疣贅・・・・手のひらや足の裏に白色で点状の皮膚病変が発症します。
  • ・糸状疣贅・・・・細く長く伸びた皮膚の盛り上がりが顔や首に発症します。

いぼの症状

いぼは自覚症状などはなく硬い突起状で表面はザラザラしています。
大きさは直径約1㎝より小さいことが多く、形は不規則で白色~黄色、ピンク色などの色をしています。黒色の点が複数見えることもあります。ウイルスのせいで毛細血管が出てきているためです。

いぼの検査と診断

医師が視診によって判断することがほとんどですが、ダーモスコピーなどを用いて患部を拡大し、しっかりと観察した上で診断することもあります。
まれに視診にて判断できない場合もあるので、その場合は皮膚細胞を採取し、顕微鏡検査をすることもあります。

いぼの治療

ウイルスが原因であるため、放置することでいぼが広がることがあります。また他の人にうつしてしまう可能性があります。気づいたら早めに治療をしていただくことをお勧めしています。当院では患者さんの患部の状態を把握した上で以下のような治療を行っています。

液体窒素凍結法
最も一般的ないぼの治療法です。マイナス196度の液体窒素を皮膚に当て凍らせることで患部に凍傷を起こし、ウイルスと共に死滅させていきます。完治までは1~2週間に1回程度の通院が必要になります。
内服薬
ヨクイニンエキスを服用することで いぼの改善を促します。液体窒素凍結法と併用することもあります。

上記の方法で治療が難しい場合は手術をしたりCO2レーザー焼灼などを用いることもあります。

いぼの検査と診断

いぼの治療と広げず、他人に感染させないために当院では以下のことにお気をつけいただくように説明をしております。

いぼを触らないようにしてください
⇒いぼを触ると指にウイルスが付着し、他の部位に触れることでその場所に感染し、いぼが増える可能性があります。
患者さん自身でいぼを削ったりしないでください
⇒安易に削ったりすることでウイルスが広がり、いぼが広がる可能性があります。
免疫力アップさせるように心がけてください
⇒免疫力が低下するとウイルスへの攻撃力が落ちていぼの感染する可能性が高くなります。
日頃からしっかりと睡眠をとり、バランスの良い食事をするように心がけてください。